日本の人口-年齢層
日本の人口について年齢層別に傾向をみてみよう
こんにちは。ぽけです。
さて、今回もフェルミ推定で使えそうな日本の人口傾向の可視化の続きですね。
1回目が総人口の傾向、2回目が男女別の傾向でしたので、今回は、年齢層の傾向についてTableauを用いたデータの可視化をやってみたいと思います。
今回の可視化ポイント
高齢化社会といわれて久しいですね。現在の日本の高齢者割合はおよそ30%というのはご存知の方も多いのではないでしょうか。
今回は、65歳以上の高齢者、15歳以上65歳未満の生産年齢人口、15歳未満の3つに分類して、2010年から2020年の10年間でどのくらい変化しているのか、都道府県別にみるとどうなのか、という傾向を見てみたいと思います。
これらの実態と傾向について、可視化したダッシュボードを作ってみましたので、さっそく見ていきましょう!
↓TableauPublicへリンクします
今回使用したデータ
まとめ
今回の可視化で分かったのは、以下の点でした。
まずは日本全体の傾向についてです。
- 15歳未満については、約180万人減少しているが、割合としてはあまり変化していない
- 15歳以上65歳未満の生産年齢人口については、人口は約600万人減少しており、割合としては5%減少している
- 65歳以上の高齢者については人口は約600万人増加しており、割合としては5%増加している
- 15歳未満は増えておらず、15歳以上65歳未満の生産年齢人口が減少し、その分だけ65歳以上の高齢者が増えている
次に都道府県別の傾向についてです。
- 15歳未満が最も多いのは沖縄県、最も少ないのは秋田県
- 15歳以上65歳未満の生産年齢人口が最も多いのは東京都、最も少ないのは秋田県
- 65歳以上の高齢者が最も多いのは秋田県、最も少ないのは東京都と沖縄県
- 15歳未満/15歳以上65歳未満/65歳以上の3つで区分すると、最多と最小は東京都・沖縄県・秋田県の3県に偏っている
傾向はわかりやすく可視化できたでしょうか?そして、皆さんのお住まいの都道府県はいかがだったでしょうか?
ひとまず人口をテーマにした可視化は今回で終了したいと思います。
次回は、国土に関してオープンデータで可視化を行ってみたいと思います。